人間関係や家庭の問題の負荷に対して、鑑定で色々と解き明かして探っていくことがあります。
そのご依頼者にかかっていたそれまでの負荷がないと、「この方法は導けなかったなあ」ということもよくあります。
苦労した分だけ人は報われる・・・とは言えませんが、でも負荷や苦労がなければ辿り着けない「なんらか」というのはやはりあるのだなあと鑑定をしていてよく思います。
箱に入ったみかんにカビが生えてダメになっていたら、次はそうならないように改善するでしょう?時々蓋をあけたり、上と底のみかんを時々入れ替えたり、重ならないようにしたり、購入時に確認したり。嫌な目に遭わないと、そういう負荷を受けないと、(他の柑橘類にも応用できる)その先の改善方法を見つけようとすら思わなかったでしょう。
一定の負荷というのは、人の成長・向上に欠かせない要素でもあります。いや、人だけでもありません。
私は毎年秋冬にチューリップの球根をいくつか土に植えますが、冬の寒さに当ててやらないと、春に花がうまく咲きません。真冬の寒さが強ければ強いほど、春のチューリップは元気に育ちます。これはチューリップの常識です。暖かい春に芽を出して花を咲かせるためには、厳しい真冬の負荷が必須なのです。
今年はプランターと鉢に合わせて30個ほど植えました。寒い冬にな〜れ。
著者について